■節子への挽歌285:Wii Fit ブーム
節子
最近のわが家のささやかなブームはなんと Wii Fit です。
ユカが買ってきたのですが、みんなすっかりはまってしまいました。
節子がいたら、どんなに喜ぶか、時々そう思います。
自分のキャラクターは画面で創るのですが、節子のキャラクターももちろん創りました。
限られた顔の構成要素の組み合わせでできるのですが、それぞれ特徴を抑えて、それなりに似たものができるものです。
節子はもっと美人だぞという私のアドバイスは無視され、実態により近いものになってしまいました。
節子が見たら、ちょっと不満かもしれません。
もっとも、私に至っては目は細い横棒1本だけですので、ぜいたくはいえません。
そのプログラムでは体力測定などありますが、最初にやった時には私の年齢は55歳相当でした。
画面の中の私が小躍りしてよろこんでいました。
気を良くしていたら、2回目の測定ではなんと75歳でした。
そして、その次は64歳と乱高下です。
一番ダメだったのはフラフープでした。全く続かないのです。
どうも運動神経はかなりダメなようです。
それを知ったら節子はまた手をたたいて喜ぶでしょうね。
しかし、この Wii Fit はよくできています。
節子もきっと好きになったことでしょう。
わが家族の運動不足は、これで少し解消されそうです。
根本さんが私に毎朝ラジオ体操をするように勧めてきました。
努力しますと返事しましたが、まだ実現していません。
そういえば以前、根本さんは何かよくわからない室内スポーツ器具を送ってきてくれたことがあるのを思い出しました。
せっかくの根本さんのプレゼントなのに1回も使わずにいました。
私は「体育会系」ではないので、どうもスポーツは苦手なのです。
それに継続することがなかなか出来ない人間なのです。
だから「文科会系」は嫌いなのという節子の声が聞こえてきます。
しかし、この Wii Fit は続けられそうです。
残念なのは、節子とゲームで競えあえないことです。
修もなかなかやるわね、と節子に言わせたかったものです。
反対の結果になる可能性も無いわけではありませんが。
とりわけ、フラフープはだめのようですが。はい。
しかし綱渡りはちょっとうまくなりました。
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