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2008/08/22

■一人一人が生活の主人公になれば戦争はなくなる

先日、石牟礼道子の新聞紙上での発言を紹介しましたが、
同じ「夏を語る」のコーナーで、今日、むのたけじさんが語っています。
この記事は朝日新聞のネットには掲載されませんので、ちょっと長いですが、また少し紹介させてもらいます。

私は、平和運動だ、抗議集会だと何千回もやったけど、一度も戦争をたくらむ勢力に有効な打撃を与えられなかった。軍需産業は成長しているんじゃないの。「戦争反対行動に参加した私は良心的だ」という自己満足運動だから。それでも意思表示をしないと権力は「民衆は反対していない」と勝手な判断をするからやめるわけにはいかない。
でもそれだけじゃダメだ。

今、根底にあるのは、人工的に起こす消費。これだけなんだ。作って売ってもうける。そこにある欲望が戦争に拍車をかけてきた。
無限の発展はいらない。当たり前の平凡な、腹八分目で我慢する生き方が必要なんです。地球の環境を大事にするとか、スローペースの生き方とかですよ。
そのことに一人一人が目覚め、生活の主人公になること。これが資本主義を否定する普通の人間主義の生き方。戦争のたくらみをやめさせるのはこれなんだ。金もいらない、命令も法律も何もいらないもの。

すべての基本は、私たちの生き方にあります。
運動ではなく、私たちの生き方なのです。
そしてそれが広がっていけばいいのです。
広げるのが運動ならば、広がるのはなんでしょうか。それも運動なのでしょうね。

むのたけじさんの発言をまとめた「戦争絶滅へ 人間復活へ」(岩波新書)をまだ読まれていない方は、ぜひ読んでみてください。
私たちに生き方が、歴史を変えていくのです。
平和だ、環境だというだけでなく、まずは生き方を見直したいと思います。

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