■節子への挽歌360:1年も一日も休まずメソメソしていたとは、節子さんも幸せ者
挽歌164(「小さくて不要になったものを送ってください」)に出てきたYTさんからメールが来ました。
久しぶりに送った私からの手紙が届いたようです。
こう書かれていました。
手紙が届きました。YTさんに私が送った「小さくて不要になったもの」は、
形見に頂いたリンゴのオルゴール、いつも机の隅に置いていますが、
久々にメロディーを聴いて、そのすぐ後に届いたので更に驚きました。
節子のコレクションだったリンゴの置物の中から選んだ小さなオルゴールだったのです。
YTさんのお心遣いに合わせて、それを送らせてもらっていました。
そのオルゴールが、きっと私からの手紙(実際には節子からの手紙でもあったのですが)の届くことを伝えてくれたのです。
節子もたまには気がききます。
YTさんは、それに続けてこう書いています。
もう、1年経ちますか?メソメソなどしていないつもりですが、どうしてもそう感じさせるのでしょうね。
その間、旦那は一日も休まずメソメソしていたとは、節子さんも幸せ者ですね。
ずっとそうしていてください。
元気な私を彼に見せなければいけません。
秋になったら会いに行きましょう。
彼は大阪在住なので、ちょっと気は重いのですが。
私は東海道新幹線が、どうも好きになれないのです。
節子とあまりにも何回も乗りましたので。
あっ! やっぱりメソメソしていますかね。
| 固定リンク
「妻への挽歌02」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌399:節子を見送った後、初めて湯河原で朝を迎えました(2008.10.04)
- ■節子への挽歌396:習字の仲間が来てくれましたよ(2008.10.01)
- ■節子への挽歌398:秋の箱根は、無性に悲しかったです(2008.10.03)
- ■節子への挽歌395:マリーがよろこばないから(2008.09.30)
コメント