■お金はあったほうがいいのか
一昨日に続いて、もう少しお金のことを考えて見ます。
4つの命題があります。
A:お金があれば幸せになれる。
B:お金がないと幸せになれない。
C:お金がなくとも幸せになれる。
D:お金があれば幸せになれない。
いずれの命題も、何がしかの正しさと誤りを含んでいますが、
どの命題を大事にするかで、人の生き方は変わってきます。
みなさんが大切にされている命題はどれでしょうか。
私は「お金がなくとも幸せになれる」生き方を大事にしています。
当然ではないかといわれそうですが、当然なのです。
お金がない場合、どうしたらいいか。
人に親切にするしかありません。
誰かの役に立つことを考えなければいけません。
誰かの役に立てば、必ずだれかが支えてくれると思っています。
お金があったらどうでしょうか。
誰の世話にならずとも、自分だけで楽しい暮らしができるかもしれません。
しかも、お金を提供することで、誰かの役に立つことができる喜びを味わえるかもしれません。
しかし、お金がなくなったらどうなるか。
お金がなくならなければ、その心配も不要かもしれません。
こう考えると、やはりお金はあったほうがよいことになります。
いろいろと書いてきたのに、やはり私もお金信仰者の一人のような気がしてきました。
実際、時々、お金がほしくなって宝くじを買ったりしています。
どうも矛盾しています。
いやはや、お金の威力は計り知れません。
しかし、「お金はあったほうがよい」という結論には、
どこかに間違いがあるはずです。
それが何なのかわかりません。
困ったものです。
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