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2008/09/20

■公務員の犯罪とは何でしょうか

年金問題がまた新たな問題を露呈しだしていますが、今朝の新聞に厚生労働省元課長補佐の 国家公務員法違反での有罪判決の記事が出ていました。
こういう事件です。
被告は、2005年9月の総選挙投票日前日に、東京都内の警視庁職員官舎の集合ポストに共産党機関紙「しんぶん赤旗」の号外を配ったとして、国家公務員法違反(政治的行為の制限)の罪で在宅起訴されました。
本人は、休日に個人で配布した行為であり、「公務員の政治的中立性を損なうものではなく、犯罪には当たらない」と主張していましたが、判決は求刑通りの有罪でした。
有罪を求めた検察側は、「政治的偏向の強い行為で、厚労省の事務処理全体の公正な運営への国民の信頼を著しく害するおそれがあった」と主張していました。

まあよくある話なのですが、どこかおかしくないでしょうか。
配布したのが「自由新報」だったら、こうはならなかったはずです。

農水省の公務員や薬害事件の厚生労働省の公務員、社会保険庁の公務員、彼らは国家公務員法に違反していないのでしょうか。
ビラ配りとどちらが国民にとって大きな影響があるのでしょうか。
それに「政治的行為の制限」というのであれば、おそらく例外なく国家公務員の幹部たちはすべて与党に与しているという意味で、まさに政治的行為を行っています。
「反政府的行為の制限」というのであれば、少しは納得できますが、国民主権の国家の場合、政府が「反国民的行為」を重ねている場合はどうなるのでしょうか。
「反政府的行為」と「反国民的行為」とは、どちらが優先されるのでしょうか。

どうも納得できません。
もっと罰する人たちがたくさんいるでしょうに。

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