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2008/09/02

■国民に問う選挙と代表を選ぶ党内選挙とは全く異質のものです

前項の続きです。

自民党は総裁選挙をするのに民主党は代表選挙をしないのですか
開かれた自民党に対して、密室のイメージを与えませんか
という人がいます。
ある報道番組で、キャスターも含めてコメンテーターがしつこく聞いていました。

選挙にはいろいろあります。
選挙をすればいいというものではありません。
国民に問う選挙と党内の代表を選ぶ選挙とは全く異質のものです。
前者は選挙そのものに価値がありますが、後者の選挙は手段だけのものです。

政策論議をすることと代表を選ぶこともまた、全く別の話です。
それを一括りにして、代表選挙がないのが透明性のないように言う人は、選挙の勉強をやり直すべきでしょう。
党内の代表選挙は、党内の権力闘争でしかありません。
政策論議とは全く別の話であり、政策論議をするのであれば、政策ごとの投票をすべきです。
今のIT技術を活用すれば、そんなことは簡単にできます。
逆に代表選挙の場合は、投票者が限られていますので、いくらでも密室でのやり取りができますから、透明性とは全く別の状況もつくれます。
むしろそこで利権が発生していくのです。

大切なのは民意を問う次元での選挙です。
それには手をつけずに、民意の選挙対策としての小賢しい総裁選挙などは瑣末な話です。
マスコミにもし良識があれば、そんな芸能ニュースは無視し、各党の政策をこそしっかりと報道すべきでしょう。
政策ではなく、人に関心を持っているのはマスコミです。
それが政治を芸能に貶めてしまった一因です。

自民党には政権担当能力があり、民主党には政権担当能力がないとついしばらく前まで語っていた、不勉強なキャスターたちが、福田辞任表明以来、自民党には政権担当能力もないし、政策もないと口をそろえて言い出しました。
1945年の8月と全く同じような状況です。
テレビだけではありません。
新聞の論説委員も同じです。
一夜にして論調が変わりました。

まさにこれはマスコミの犯罪です。
いいすぎでしょうか。
でもいつの時代も、社会を壊すのも創るのもマスコミなのです。
その自覚を持ってほしいものです。

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