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2008/10/12

■橋下大阪府知事の教育観

マスコミ報道に振り回されて、人の評価をしてしまう悪い性癖が私にはあります。
ですからちょっとした事件で、人への評価が反転してしまうことがあります。
このブログでも評価が反転した人が何人もいますので、私の人を見る目は全くもって信頼できません。
ただし、自分が直接付き合っている人に関しては、先ずそういうことはありません。

最近、評価が反転したのが大阪の橋下府知事です。
テレビで見ていた時の橋下タレントには全く興味がなく、むしろ好きになれないタイプでした。
しかし、知事になってからの言動には共感できました。
ところが最近の橋下知事には、「おまえもか、ブルータス」という気分です。

事の発端は、クソ教育委員会発言です。
まさか彼が全国学力テストの結果公表の圧力をかけているとは思ってもいませんでした。
その一事だけをもって、私の彼への信頼感は反転しました。
大阪の財政立て直しも成功しないように思われてきました。
相変わらず論理的でない話ですが、学校をだめにし、子どもたちをだめにし、社会をおかしくしたのは、単一基準での点数競争を煽り立てる権力を背景にした管理教育です。
それは私から見れば、人間観が間違っているのです。
人間観が間違っていれば、私とは違う社会を目指しているに違いありません。

教育関係者のフィンランド詣でが盛んだった時期がありますが、、
みんな何を見に行ってきたのでしょうか。
橋下さんも一度行かれたらどうかと思います。
教育とは機械部品を作ることではありません。
今日もまたボーン・スプレマシーをテレビで見てしまいましたが、あの映画のモデルは日本の教育なのでしょうか。
これまた論理的ではない推察ですが。

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コメント

顎の激痛と戦いながら、このブログを読んでいる間、痛みを忘れて読み入ってしまいました。

僕も切り込み方が違うにせよ、メディア、マスコミに関わり報道にも関わる人間として、似たような感覚、感性の上に立って仕事をしています。

今の現状、マスコミが牙を抜かれたライオンであるかのような感覚で、その容姿では威圧させられるものの、本質は伴っていない状況での報道姿勢が局にはあるのではないかと。

マスコミがマスを気にしすぎて、独自の社説を立てられないままに垂れ流す電波系マスコミの迎合報道の姿勢が痛いほどに現場でわかります。

今度、機会があれば湯島の方にもフラッと訪ねてみたい衝動に駆られています。(笑)

では。

投稿: 眞善 | 2008/10/13 05:20

顎の激痛の中を、コメントいただきありがとうございます。

「牙を抜かれたライオン」の威力もまだまだ大きいのが問題ですね。
眞善さんの顎のように、牙の治療をしてほしいですが、
抜かれてしまっているので、治療の仕様がないのかもしれません。

でもマスコミには期待し続けています。
きっと誰かが動き出してくれると。

ありがとうございました。
早く顎が治りますように。

投稿: 佐藤修 | 2008/10/13 07:51

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