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2008/10/17

■年金改ざん問題で戸別訪問の愚策

年金改ざん問題の調査のため、社会保険庁の職員が戸別訪問を開始しました。
対象は2万人だそうですが、今日1日で訪問できたのが40件だそうです。
しかも1回の訪問で解決するわけではありません。
果たしてこれが正しい方法でしょうか。
これでまたどれだけのお金がかかるのでしょうか。
解決に熱心に取り組んでいることを見せるための行動としか思えません。

実に不愉快なのは、職員が故意に不正を働いてきたことで、職員の仕事が生み出されているということです。
つまり彼らは自分の給料を生み出す仕組みを作り出しているということです。
盗人に追い銭をやっているのが、いまの年金問題対策活動なのです。
どう考えても政府のやり方はおかしいと思うのが普通だと思うのですが、麻生さんや枡添さんはおかしいと思わないのでしょうか。
保険庁の職員がいい加減な年金特別便を出して、再度出しなおしたことがあったと思いますが、普通の企業であれば倒産し、従業員は損害補償の対象にもなりえるでしょうが、保険庁職員は残業代までもらえたかもしれません。
仕事が多いので、新しい組織にも雇用されることになっています。
その仕事は自分たちで増殖させてきているのですが、その構造は今も変わっていません。
不思議な構造です。
「産業のジレンマ」と同じく、近代社会が生み出した「自己増殖手法」です。

こうした官僚の跋扈を放置している自民党政府が、なぜ国民に支えられているのか。
本当に不思議です。
そんな政府に今の金融危機を乗り越えられずはずがないのに、選挙よりも経済政策が優先だと考えている国民が半分もいると世論調査では出ています。
どうしてでしょうか。
不思議だと思いませんか。
傷を深くするのが、その当然の結果です。
つまり、いま利権を得ている人たち、つまり社会の有力者や有識者たちが得をするということです。
体制は自らの利益を守るために制作を推進するのは当然の論理です。

年金問題の解決での無駄遣いを、本当に困っているワーキングプアのほうに向けてほしいものです。
年金問題は解決しようがないことはもうかなり明確になってきたように思います。
現実性のない解決目標など諦めて、もっと前向きの対策を考えるべきではないかと思います。
これまで年金制度を食い荒らしてきた人たちには、せめて自己破産するくらいの罰金を科してほしいものです。
そうすれば年金の大切さが少しはわかるかもしれません。

まあいつもながらの暴論ですが、もし戸別訪問を続けるのであれば、職員ではなく、ワーキングプアの真面目な人たちにこそ、その仕事をまわしてもらいたいものです。
時給はかなり高いはずですから、たぶん数倍の人が助かるでしょう。
自分のための仕事を勝手に作り出す職員には謹慎してもらうのがいいと思います。
2人で2つの戸別訪問をして成果がなかった文京区の社会保険庁の職員の映像は、あきれてものが言えないほどでした。
見た人はいるでしょうか?

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