« ■ワーク・ライフ・バランスへの違和感 | トップページ | ■カジノ資本主義 »

2008/10/24

■節子への挽歌419:チビ太が時々、無性に吠えるようになりました

節子
最近、夜に庭を彷徨していないでしょうね。
ちょっと心配です。

1か月くらい前から、わが家のチビ太が、時々ですが、夜になると庭に向かって吠えるのです。
猫でもいるのかと外の庭を見るのですが、何もいません。
しかし、その何もない庭に向かって吠え続けます。
戸をあけて外に出してやっても、なぜか一方向を見続けて吠え続けるのです。
シャッターを閉じて、外が見えないようにしても、やはり同じ方向を向いて吠え続けます。
理由が分かりません。
考えられるのは、私たちには見えない何かが見えるのか、感じられるか、していることです。

節子、どこかにいるの、
と小さな声で呼びかけたこともありますが、返事は私には聞こえませんでした。
チビ太と一緒に外に出て、庭に座ってみたりしましたが、節子の気配はありません。
しかしチビ太はなきやみません。
しばらくして、落ち着くのですが、虚空に向かって吠えている時にはたしかに何かに反応しているように思います。
私たち家族には見えなくても、チビ太には節子が見えているのかもしれません。
もしそうならうらやましいことです。
私にも、そういう能力があるといいのですが。

もっともわが家の愛犬、チビ太くんももう13歳です。
人間いえば、かなりの高齢ですので、ぼけ始めたのかもしれません。
いずれにしろ、吠えやまないので近所迷惑ではないかと心配です。
いやはや、いろいろと苦労はあるものです。はい。

|

« ■ワーク・ライフ・バランスへの違和感 | トップページ | ■カジノ資本主義 »

妻への挽歌03」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■節子への挽歌419:チビ太が時々、無性に吠えるようになりました:

« ■ワーク・ライフ・バランスへの違和感 | トップページ | ■カジノ資本主義 »