■節子への挽歌454:冬に向けて花壇が整備されました
節子
我孫子駅南口前の花壇が冬に向けてきれいに整備されました。
先日、花かご会のみなさんが全員で作業されていました。
花壇で作業しているみなさんを見ていると、もしかしたら節子も混じってやっているのではないかなどと思ってしまいます。
いつも、花壇をどうデザインしようかと絵を描いていた節子を思い出します。
花かご会への差し入れのタイミングがなかなか合いませんでしたが、一昨日はうまくタイミングが合いました。
それでささやかな差し入れを届けました。
この日は14人全員が参加していました。
みんなとても楽しそうでした。
節子もこうやってみんなと楽しんでいたのだなと思いました。
もしかしたら、節子がどこかにいるかもしれない、という気がして、探しましたが、節子はいませんでした。
実は、もしかしたら紛れ込んでいるかもしれないと思い、差し入れには節子の分も入れておきました。
山田さんに渡したのですが、みんなに配ったら残らなかったかも知れません。
そうしたら節子がいたことになります。
でも、残ったかどうか聞くのはやめましょう。
わが家の庭の花も、ジュンががんばって冬バージョンに変えました。
この挽歌を読んでくださっている渡邊さんからもチューリップの球根をもらいましたので植えてもらいました。
昨年は、献花に来てくださった方々にチューリップの球根を差し上げていたのを思い出します。
ネパールのチューリップは、その後どうなったでしょうか。
こちらは冬にまっしぐらです。
節子がいない2回目の冬です。
しかし、昨年の冬の記憶はまったくありません。
何も思い出せないのです。
ですから私にとっては、節子のいない初めての冬のような気がします。
とてもとても不思議なのですが、節子がいなくなってからの時間は実感がないのです。
たぶんわかってもらえないでしょうが。
今年の冬の記憶は残るでしょうか。
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