■節子への挽歌437:この別れ話が冗談だよと笑ってほしい
節子が好きな歌の一つが、五輪真弓の「恋人よ」でした。
節子が残していったCDを見つけました。
久しぶりに聴いてみました。
2人で聴きながら、2人で歌ったことを思い出しました。
恋人よ そばにいて私も、いまの「別れ」が冗談であってほしいと思います。
こごえる私の そばにいてよ
そしてひとこと この別れ話が
冗談だよと 笑ってほしい
節子に嫌われて別れたのであれば、どんなに気が楽でしょうか。
もしかしたら、いつか「あれは冗談だった」と戻ってきてくれるかもしれません。
でも節子は、もう戻ってきてはくれません。
この歌は、もちろん恋人を歌っていますが、恋人と伴侶とは大きく違います。
しかし、この歌を聴いているうちになんだか今の私の気持ちにも当てはまるような気がしてきました。
節子
あなたは、今もなお私の恋人なのかもしれません。
恋人よ そばにいて節子
こごえる私の そばにいてよ
そしてひとこと この別れ話が
冗談だよと 笑ってほしい
冗談であってほしいよね。
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