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2008/12/30

■節子への挽歌485:遠来の友

節子
思わぬ人が訪ねてきてくれました。
トヨタの梅原さんです。
節子もオープンサロンで、何回か会っているはずです。
梅原さんはいまヨーロッパに転勤しており、年末年始の休暇で久しぶりに帰国されたのだそうですが、その合間に立ち寄ってくれたのです。
ブログで節子のことを知り、気にしていてくれていたのです。
先日も福山さんと南部さんのことを書きましたが、まさかヨーロッパにいる梅原さんがブログを読んでいるとは思ってもいませんでした。
思わぬところで、私たちのことを気にかけてくださっている方がいることに改めて感謝しました。

ところで、今年もあと1日になりました。
昨年は、大晦日の朝に突然おかしくなりました。
その記録がホームページにも残っていませんが、書く気力もなかったのでしょう。
大晦日の朝にめまいと吐き気が襲ってきてしまったのです。
節子が呼んでいるのかとさえ思いましたが、娘たちがとても心配してくれました。
夕方になっても回復の兆しがなかったので、救急病院を3か所も回ってしまいました。
CTも撮りましたが原因がわからず、結局、投薬で様子を見ることになりました。
そのため今年の3が日は自宅で過ごしましたが、喪中だったこともあり、初詣にも行きませんでした。

結局、ストレスのせいだったようです。
伴侶を失った暮らしには、きっとどこかに大きな無理が生じているのです。
配偶者を亡くした高齢者の多くは2年で亡くなってしまうという話を聴いたこともありますし、3年間は要注意だといわれたこともあります。
おそらくこれは自分ではコントロールできない話なのでしょう。
40年も連れ添っていれば、生活はそれを前提に展開していますから、その片割れがいなくなってしまえば、生活が変調を来たすのは当然のことです。
自分では気づかなくても、心身的には大きな影響を受けているはずです。
そうしたストレスから解放されるのは、そう簡単ではないでしょう。

今年は私にとってはさまざまな思いのつまった年でした。
さほど意識しませんでしたが、ストレスも大きかったと思います。
しかし、いろいろな人たちに支えられながら、元気に年を越せそうです。
梅原さんも別れ際に、前とお変わりありませんね、と言ってくれました。
ブログを読んでいると、きっと今にも死にそうな私のイメージになるのでしょうね。
まあ、それもまた否定できない一面なのですが、今年はたぶん明日も元気に過ごせそうです。
1年間、支えてくださった皆様方に感謝しています。

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