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2009/01/19

■参議院予算委員会審議実況は久しぶりに面白かったです

今日は参議院予算委員会の審議の実況をずっと見ていました。
国会中継は可能な範囲で見るようにしているのですが、いつも何でこんな議論しかできないのだろうかと残念に思うことが多いです。
国会の議論であれば、技術的な制度議論ではなく、考え方を中心にするとともに、対立的ではなく異質な考えを持ち寄って一緒に最適な方策を創り出していくようにしてほしいと思います。
議論とは、相手を否定するためのものではなく、そこから価値を創りだしていくためのものだろうと思います。
そうではないような、茶番的な掛け合いがあまりにも多すぎます。
にもかかわらず見るようにしているのは、閣僚や議員の本音や姿勢、あるいは日本政府の主体性、さらには日本政治の実態が感じられるからです。
新聞やテレビニュースからは、私の場合は全く何も感じられません。

しかし、今日はなかなかいい議論を見られました。
民主党の峰崎直樹議員の発言の際のやりとりです。
峰崎議員は、アメリカの働きかけによって、日本の経済や企業が壊されたことを指摘し、なぜアメリカに反論しないのか、
IMFに莫大な資金を提供して感謝状をもらって喜んでいるのではなく、IMFのガバナンスを変えなければいけないのではないか、
などとかなり厳しく追及しました。
残念ながら、それは最後のほうだったので、いささか中途半端な議論に終わりましたが、
麻生首相もかつての構造改革路線は見直すべきだという明言しました。
小泉・竹中コンビが日本の経済社会を壊した事実がやっと国会で明示的に語られだしたことは喜ばしいことです。

与謝野さんが、「金利を上げたほうがいい」という見解を明言したのも面白かったです。
その理由として、数字の裏づけも示しましたが、もちろんその後、麻生首相は婉曲に否定しました。
技術論でしたが、年金関係の具体的な提案に枡添厚労相が検討していきたいという姿勢を見せたのも好感が持てました。
麻生さんは、私は知識がないので口を出さないようにしているという発言をしていましたが、気楽な首相です。

しかしその後の蓮舫議員の質疑の時は、もうめちゃくちゃで、やはり議論にはなりませんでした。
小渕少子化担当相の答弁は、恥ずかしいほどに棒読みでした。
まさに操り人形なのでしょうか。
しかし、今日は少しだけ面白かったです。
昨日のそれぞれの党大会の馬鹿さ加減に辟易していましたが、少しだけ救われた感じです。

ところで、国会での議論は是非休日にもやってほしいです。
休日であれば実況放送も見やすくなります。
国会実況をもっと多くの国民がみたら、おそらく政党支持状況は変わるでしょう。
退屈でしょうが、ぜひ多くの人に国会中継は見てほしいです。

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