■節子への挽歌539:「あなたのためのディナー」の日
海外旅行編をもう一度だけ書きます。
節子は、私とは別にちょっと贅沢なヨーロッパ旅行をしたことがあります。
しかし、これもまた懸賞論文のおかげなのです。
ハワイの旅行がとても良かったのか、今度はハウス食品の懸賞論文に投稿したのです。
それもなぜか入選し、5人の入選者がヨーロッパの食文化旅行に招待されたのです。
入選者の他に、浜美枝さんが同行されました。
このときの入選者たちとは、その後もお付き合いがあり、節子の一周忌にもみんなでわが家まで来てくれました。
この挽歌にも何回か登場しています。
それを改めてまた書いたのは、その時の節子の作品が掲載された雑誌が出てきたからです。
「ミセス」の昭和58年11月号です。
ホームページの方に掲載しました。
よかったら読んでください。
次をクリックするとでてきます。
「あなたのためのディナーの日」
私も完成品をきちんと読むのは今回が初めてかもしれません。
わが家が一番賑やかだった頃の話です。
当時はたぶんまだ私は勤めていた会社の仕事にのめりこんでいて、終電車に乗り遅れて深夜に帰宅したりしていたこともあった頃です。
いろいろと思うことがありすぎて、何も書けませんが。
節子のあたたかさが思い出されて、感傷に浸ってしまいそうです。
節子への感謝の気持ちが改めて強くなりました。
その時の旅行で、節子が一番気に行ったところが、どうやらフィレンツェです。
残念ながら私はフィレンツェに行ったことがないのですが、節子はその後、フィレンツェの油絵を描きました。
それがわが家の玄関を今も飾っているのです。
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