■節子への挽歌532:困った時の節子頼みはもうできません
今日は節子と話す時間があまりありませんでした。
昨日書き出した原稿に難航しているためです。
ずっと書き続けているわけではないのですが、節子がいてもたぶん怒られそうなほど今日はパソコンに向かい続けていました。
その合間にメールも届きますし、今日はホームページ(CWSコモンズ)の更新日でもありました。
もちろん家事もありますし、家族との「付き合い」もあります。
それに今日はちょっとした「事件」が自宅の近くで起こりました。
誰かが騒いでいると思ったら、警察官と若者が激しく言い合っていました。
その話も面白いのですが、挽歌編にはなじみませんね。
そういう事件があると、物見高い私は野次馬になりたくなります。
まあ今回は、我が家からも見えたのですが、近くに何かあると昔はすぐにとんで行ったものです。
節子はそうした私には少しばかり批判的でしたが(火事や水害などの他人の不幸を見にいくのはよくないと節子は考えていました)、その節子もけっこう野次馬的でした。
まあ、そんなことを思い出しながら、自宅近くの「騒動」を見ていたわけです。
原稿が進まないわけです。
まあ、いろいろとあったわけですが、なぜか今日は、節子のことがうまく頭に浮かんでこないのです。
いつもは、さて節子と話そうかとパソコンに向かうと自然に書くことが出てくるのですが、今日は出てこないのです。
やっと私も節子から卒業できるのでしょうか。
まあ、そんなことはないでしょうね。
それにしても、以前は原稿書きなどで行き詰ると節子がその頭の壁をブレイクスルーしてくれたのです。
困った時の節子頼みは、もう出来なくなりました。
今日はもう原稿はやめて、夜はテレビで映画を観ることにしました。
内容のない挽歌ですみません。
ちょっと疲れてしまっています。困ったものです。
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