■「自分に正直に、自分らしくあるように」
来日したヒラリー・クリントンが東大の学生たちとの話し合いの中で語った言葉が印象に残りました。
「どうしたらあなたのように強くなれますか」という女子学生に応えて、「自分に正直に、自分らしくあるように」と返し、会場を沸かせたというのです。
私もテレビで、そのシーンを見ました。
「自分に正直に、自分らしくあるように」
正直に生きていれば、たしかに「こわいもの」はなく、強くなれます。
自分らしくあることに価値を置けば、だれから誹謗中傷されても気になりません。
しかし、これは簡単なことではありません。
私も、こうした生き方に心がけていますが、満足できるものではありません。
さて、そこから話がややこしくなるのですが、
麻生首相や中川前財務省は、「自分に正直に、自分らしくあるように」しているような気がします。
その点では、私などよりもよほど根性が入っているようにも思います。
「自分に正直に、自分らしくあるように」という、私の生き方は間違っていたかもしれないと、最近、ちょっと気になりだしています。
自分には見えないのかもしれませんが、私の生き方も、外から見たら、麻生さんや中川さんのように見えるのかもしれません。
なんだかゾッとします。
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