■節子への挽歌590:ナニワイバラ(浪花茨)の北斗七星
節子
節子が好きだったナニワイバラが咲きだしました。
この花は、節子がジュンと近くを散歩中に、剪定していたお宅があって、その枝をもらってきて挿木したのだそうですが、今は大きくなっています。
成長が早く、いまはわが家の東側の壁面に広がっています。
先週末、熊本に出かける前に咲き出したのですが、昨日戻ってきたら、7つの花がちょうど北斗七星のように咲いていました。
ジュンが写真にとってくれました。
北斗七星に関しては、古今東西、さまざまな話があります。
しかし、そこに共通しているのは「死」と「絆」です。
目の悪い私は、とても大熊座やオリオン座の姿は見ることができませんが、
北斗七星は、とてもわかりやすいので、昔からいろいろと思いを馳せた星座です。
今でも、駅からの帰路、よく見かけることがあります。
その北斗七星が、わが家に出現したわけです。
節子のいたずらでしょうか。
そういえば、昨日、駅前の花壇の隅に咲いている白雪姫も見かけました。
節子の季節がやってきました。
いろんな花に乗って、節子が春を楽しんでいるのかもしれません。
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コメント
とても素敵です!
庭に出現した北斗七星・・・。
節子さんが佐藤さんに会いにきたのですね。
* いろんな花に乗って、節子が春を楽しんでいるのかもしれません。
佐藤さんも少しずつ、節子さんと春を楽しめるようになったのかなあとうれしくなりました。
うれし涙あり。悲しみの涙あり。
大浦静子
投稿: 大浦静子 | 2009/04/14 10:49
大浦さん
ありがとうございます。
まだ楽しめるまでにはいきませんが、
春はやはり気持ちが明るくなりますね。
これから毎朝、花への水やりが私の仕事になりました。
投稿: 佐藤修 | 2009/04/15 10:03