■節子への挽歌618:バラがたくさん咲き出しました
節子
庭のバラがいろいろと咲きだしました。
北斗七星のナニワイバラのことは前に書きましたが、わが家には10種類を超えるバラがあります。
バラが好きだった節子が、いろいろなところから集めてきたのです。
バラは挿木でも増えますので、節子が挿木していたバラもたくさんあります。
節子がいなくなった後も、バラの種類は増えています。
節子の弔問に来てくださった人たちにも一時、小さなミニバラの鉢を持って帰ってもらった時があります。
以前、あるお宅を訪問したら、そのバラが見事に咲いていました。
とてもうれしかったのを覚えています。
その小さなバラがとても気にいったので湯島のオフィスにも持っていきましたが、昨年はあまりオフィスに行かなかったので、結局、ダメにしてしまいました。
自宅にあったものが元気に咲き出しましたので、改めて持っていきました。
今度はだめにしないようにできるだけオフィスに行こうと思います。
節子とバラ園に行った記憶は何回もありますが、いつも少し開花時期に外れていて、感動的なバラ園には出会えた記憶がありません。
一度、まさにいいシーズンに節子と出かけた京成バラ園は、自動車で行ったのですが、自動車の中で夫婦喧嘩になってしまいました。
それで行き先を変えてしまい、今では思い出せないような小さな公園で持参のおにぎりを食べて帰ってきた記憶があります。
バラの原産地は、たしかイランでした。
イランには節子と一緒に旅行したことがあります。
シラーズのバラ園は有名ですが、残念ながらあまり感動はしませんでした。
節子もちょっと期待はずれだったと言っていたような気がします。
しかしシラーズの町はとてもきれいでした。
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