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2009/05/17

■烏合の衆と政党の違い

民主党の代表は鳩山さんに決まりました。
私自身はホッとしましたが、世論はどうも歓迎していないようです。
私の周りでも、これで民主党は選挙が戦いにくくなったといいます。
私はそうした人の見識を疑います。
ちなみに昨日話した、かなり政治に詳しい人も含めての6人の人は全員そういう意見でした。
いやはや、私の周りには見識のない人が多すぎます。
いえ、あるいは私のほうが見識がないのかもしれません。

テレビでは、岡田さんの支持者は、選挙ではどちらが有利かという理由で岡田さんを選んでいると報道されています。
街頭でのインタビューでも、そう答える人をよく登場させていました。
小沢さんの院政と言う人もいましたが、その思いも多分同じでしょう。
政策論議などは出てきません。
いえ政策などはだれも理解していないのです。
最近の国民に、そんな気などありません。
ただ定額給付金のようなものにしか興味がないのです。

つまり岡田さん支持者は、政党とは選挙に勝つための組織だと思っているわけです。
そうした組織は、所詮は烏合の衆でしかありませんから、永続きはせずに、政党とはいえません。
自民党は今まさにそうなっていますから、次の選挙の結果次第では実質的な解党がはじまるでしょう。
相変わらず小沢さんの説明責任を責めますが、みずからの党員の説明責任には何もアクションを起こしません。
自らを正さずして、他者を責めてはいけません。

鳩山支持者は政策が根拠になっています。
世論(全体の気分)に迎合するのではなく、自らの政策信条を核にした、政策実現のための組織です。
政策実現のために選挙で勝つことが必要ですが、選挙に勝つことはあくまでも手段ですから、政策が優先されなければいけません。
これまでの民主党の政策は、小沢さんによって形成されてきました。
烏合の衆を「豪腕」といわれるやり方で政策集団に育ててきたのは小沢さんだと思いますが、もし政権交代が権力交替ではなく、政策交替であれば、小沢さんを軸にしていかなければ意味がありません。

世論は岡田さんを支持したとテレビや新聞は言いますが、支持したのはマスコミです。
世論は輿論と違うといわれますが、所詮は少ない情報によって誘導されて形成される気分でしかありません。
国民の声を聞くということは、世論調査とは違います。
それに、政党の代表をだれにするかなどということは、訊くべき事柄ではありません。
そんなことは気分でしか答えられません。
私たちが責任を持って答えられるのは、自分の生活につながるような問題です。
郵政民営化は、まさにそうした問題でしたが、マスコミはそれを「気分の問題」にしてしまいました。
それがどれほどの問題を引き起こしたか、マスコミは反省すべきです。
同じ繰り返しを、いまもなお続けていることが残念です。
今回の民主党代表にかかわる報道は、私には納得できないものばかりでした。

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コメント

数日前、民主党の代表選挙について話していました。私は鳩山さんで友達と意見が違いました。私は何時もみんなと意見が違ってきます。
「異端者と言う呼称は常に少数派にあてられる」とイギリスの歴史家エドワード・ギボンは言っていますが、私は自分がおかしいのでないかと思う程、みんなと意見と違ってしまうのです。
小泉首相、竹中半蔵経済財政相、ホリエモンこと堀江貴文氏、村上世尊氏、など人々が希望の星のように騒ぎ立てているのに私は非常に冷たく批判的なので異端者の烙印を人々から押されていたことでしょう。堀江氏が選挙に出るとき、武部幹事長と竹中財政相が選挙カーに乗って派手な応援をしていたのがマザマザと浮かんできます。武部幹事長は「わが息子」と読んでいました。郵政に反対した亀井静香氏の対抗馬に広島からでていました。
オーム真理教の松本智津夫も選挙に出たことがありましたね。
強烈なインパクトを持って現れる時、新しい展開を希望するのでしょうか。後になると貴方の言ってたこと正しかったわと言ってくれる人もあります。

投稿: maron | 2009/05/18 20:11

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