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2009/06/22

■節子への挽歌659:「花よりきれいなマリア」

一昨日、庭の花のことを書き:ましたが、節子のおかげで、わが家の庭にはいつも花が咲いています。
とてもきれいで、気持ちを和ませてくれるのですが、今日は「花よりきれいなマリア」の話です。

私が節子に出会ったのは1964年でした。
今から45年ほど前のことです。
当時、流行ってはいませんでしたが、時々ラジオから流れていた歌に「花よりきれいなマリア」という歌詞で始まる歌がありました。
たしか海外の歌で、しかし日本語に訳されて、日本人の歌手が歌っていました。
私が節子に恋をしだした頃の話です。

なぜか私はこの歌がとても好きでした。
当時は独身寮に入居していましたが、よく歌っていたような気がします。
今の私はカラオケが大の苦手ですが、子どもの頃はクラスを代表して、それなりにみんなの前でも歌ったこともあるのです。
大学時代にはコーラスグループにも入部したことがあります。
もっともいつもながらたぶん1か月くらいで辞めたと思いますが。
何事も続かないのが私の性格なのです。
ですから、この挽歌は例外中の例外です。
なにしろ節子に約束したのですから、やめるわけにはいきません。

さて「花よりきれいなマリア」です。
なぜか節子がいなくなってから、時々、歌っているのです。
もっとも、歌詞も曲も正確に思い出せません。
たしか、「花よりきれいなマリア 花よりやさしいマリア でもそんなことなど気がつきもせず 今日も街を歩いている」とまあ、そんな感じの歌なのですが。
最近、気になりだして、この歌に関する情報をネットで調べてみましたが、見つかりません。
読者の方で、この歌をご存知の方はいないでしょうか。
それがわかったからといって、どうということはないのですが、わからないとなると知りたくなるのは、人の常です。
ご存知の方がいたら教えてください。
コーヒーをご馳走します。

マリアはともかく、節子は花よりもきれいで、やさしいでしょうか。
幸いのことに、あまりきれいでない花もありますし、やさしくない花もありますから、この問いかけには誰であろうといかようにも答えられます。
要は、その人の主観の問題なのです。
いいかえれば、花はそれほど多様で多彩なのです。

女性も同じです。
たくさん女性がいるのに、なんで私にそんなに一途なの、と節子は時々、私に訊きました。
私にさえわからない難問ですが、人の関係とはとても深遠で、難解なものです。
なぜ、これほどに節子なのか。
節子よりもきれいでやさしい花がたくさんあるように、節子よりも魅力的な女性もたくさんいました。
他に好きになった女性がいなかったわけではありません。
しかし、私には、なぜか節子でした。

私には、「花よりきれいなマリア」と節子が重なっていたのです。
この歌は、本当に実在したのでしょうか。
節子がよく言っていました。
修は現実と夢の世界がつながっているので、どこまで信じていいかわからない、と。

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