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2009/06/02

■節子への挽歌639:花は彼岸と此岸をつなぐもの

節子を見送った直後、弔問に来てくれた友人からメールが来ました。

一昨年、伺ったとき貰った鉢植えのミニ薔薇が今盛んに咲きだしていて、花好きだった奥さんのことも併せて思い起こさせます。
弔問に来てくださった方に、ともかく花や球根をお渡ししていたのですが、そのおかげで、こうしたうれしいメールや手紙が今もまだ届きます。
花の力は大きいですね。

最近、もしかしたら花は彼岸と此岸をつなぐものではないかという思いが強くなりました。
花を見ていると、向こうの世界を感じられるような気がするのです。
節子は、何であんなに花が好きだったのでしょうか。
病気になってから、特に花が好きになって、手入れに入れ込んでいたような気もします。

イラク北部の洞窟で発見されたネアンデルタール人の化石の近くに、数種類の花粉が発見されたことから、「ネアンデルタール人には死者に花を添える習慣があった」という説が広がったことがあります。
最近ではどうも否定されているようですが、私は今もなおそのことを信じています。
花には、不思議な魔力があるような気がしてなりません。
節子を送る時に、もっともっとたくさんの花を添えればよかったと、今頃気づきました。
節子が好きだったカサブランカやバラの花で、もっと賑やかにしてやればよかったですね。
花の精に取り囲まれて、節子はきっと喜んだでしょう。
花を見ていると、そんな思いが次々と浮かんできます。

わが家では、節子が好きだった、ガクアジサイの隅田の花火が咲きだしています。
アジサイも、なんとなく霊界に通じているような雰囲気があります。
節子がいなくなってから、アジサイの季節はちょっと私には不得手な季節になってしまいました。
悲しすぎるのです。
バラの季節とは全く違うのです。
花からのメッセージは、痛いほど心に突き刺さります。

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