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2009/06/30

■イランの大統領選挙は特殊なのか

イランの大統領選挙は、結局、最初の集計結果のままになったようです。
おそらく不正があったことは間違いないと思いますが、一度、公表されたことを見直すのは、そう簡単なことではありません。
それし、そもそも「選挙」とは多くの場合、手続きでしかありませんから、不正などいくらでも入り込ませられます。

アメリカでも前回のブッシュとゴアの大統領選挙では、集計疑惑が問題になりました。
それに関連して、選挙制度の幻想について少し書いたことがあります
いまでも本当はゴアが勝っていたと思っている人は少なくないでしょう。
今回のオバマに関しても、民主党の予備選挙に関して、疑念を出している人もいます。
すでにゴアとブッシュの時点で不正が疑われる状況だったことを考えれば、今回もまた同じような不正があったと考えてもおかしくありません。

この点に関して言えば、おそらく日本の選挙の集計の仕組みほど、信頼性の高い国はないように思います。
北欧諸国のように、人口が少ない成熟した市民社会国家を別とすれば、集計プロセスにおいて日本は例外的に信頼性の高い国だと思います。

しかし、だからといって選挙の信頼性が高いわけではありません。
全く別の手法で、選挙結果を操作することが可能になってきているからです。
郵政民営化選挙は、その一つだと思います。
選挙という儀式の背後で、すでに結果は決められている、というのが、もしかしたら情報社会における選挙かもしれません。
つまり選挙は「選ぶ」ことが目的ではなく、「選んだ人」に正統性を与える儀式というわけです。
では「誰が」選ぶのかと言うことですが、ここにこそ問題の本質があるような気がします。
コモンズ書店では、以前、さりげなく紹介しておいたのですが、「オバマ 危険な正体」という本があります。
よかったら読んでください。
世界の見え方が少し変わってきます。

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