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2009/07/01

■節子への挽歌668:ノウセンカツラの花が次から次へと咲きます

節子
今日もちょっと元気が出ません。
困ったものです。
今日から7月です。
それもあって、この頃、元気が出ないのかもしれません。
私にはとても嫌な思い出のある季節の始まりです。

7月になると庭のノウセンカツラが咲き出します。
今年はもう1週間以上前から咲いていますが、この花も節子の好きな花でした。
ノウセンカツラが咲き出すと夏がもうすぐよ、と節子が言っていたと娘から聞きました。
節子は、梅雨の向こうの夏を見る人でした。

今、ノウセンカツラは満開です。
毎日、100輪以上の花が咲いて散っています。
蜜があるせいか、ムクドリが花にやってきて、そのために花が落ちてしまうのです。
地面に落ちた花には、アリが蜜に吸い寄せられて集まってきます。
ですから掃除も大変なのです。
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わが家では、小さな藤棚と同じ場所をノウセンカツラがシェアしているのですが、集まってくるのはムクドリだけではありません。
ちょうどこの時期になると、その藤棚に鳩が巣を作ろうとするのです。
一度、その巣から卵が落ちて割れてしまったことがあります。
以来、鳩には申し訳ないのですが、巣をつくらせないようにしています。

鳥になって戻ってくると節子は言っていましたが、節子は鳩にはならないはずです。
と言うのは、私もですが、節子は鳩が好きではありませんでした。
ですから鳩(カラスもです)はわが家では歓迎されないのです。

それにしても、毎日、100輪も花を落として、なおも花が咲き続ける元気さには感心します。
しかもかなり長い期間、花が咲き続けるのです。
次々と花を咲かせる生命力はいったいどこから生まれてくるのでしょうか。
節子がノウセンカツラだったらよかったなあ、と思います。
そうであれば、節子は毎日のように生まれてきているわけです。
まあ、しかしそれもわずらわしい話です。
毎日枯れてしまった節子の面倒を見なければいけないのですから。

節子は、かけがえのない一輪だったからこそ、よかったのでしょうか。
でもちょっと散るのが早すぎました。

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