■節子への挽歌693:怠惰でもないのですが時間破産です
節子
今日はついに時間破産に陥ってしまいました。
なぜこんなにいろんなことをしなければいけないのだろうかと、つくづく思います。
節子がいつも、修さんは何でそんなに引き受けてきてしまうのと言っていたことを思い出します。
まあ自分の能力以上のことを引き受けてしまうのは私の昔からの悪い癖です。
節子や家族は、そのためにどれほど迷惑を受けたことでしょうか。
この頃、ようやくそのことを反省しだしていますが、最近、またそうした悪癖が出てきてしまっています。
と言っても、節子が元気だったころに比べれば、引き受けている量は桁違いに少ないだろうと思います。
要は私の処理能力が低下したのと、怠惰に過ごす時間が増えただけなのです。
今日はホームページの更新日でもありましたので、なんとか更新しました。
この2年、手抜きの更新になっていますが、更新だけは毎週やっています。
挽歌は毎日です。
さぼるわけにはいきません。
さて今日は何を書きましょうか。
もう少し待てばきっと書くことが浮かんできますが、実は今日中にまだやらなければいけないことがいくつかあります。
それで今日はここまでで挽歌にしてしまいましょう。
こうした状況になった時の私の状況を知っている節子は、許してくれるでしょう。
大変ね、といいながら、相変わらず要領が悪いわね、と笑っている節子の顔を思い出します。
困ったものです。
| 固定リンク
「妻への挽歌04」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌800:レインボーブリッジの夜景を見ながら思ったこと(2009.11.10)
- ■節子への挽歌799:脱余生考(2009.11.09)
- ■節子への挽歌798:節子の寝顔ももうありません(2009.11.08)
- ■節子への挽歌797:ラ・フランス(2009.11.07)
コメント