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2009/08/31

■衆議院選挙結果への失望

衆議院選挙は民主党の一人勝ちに近い結果になりました。
予想とは同じでしたが、期待とは全く違う結果でした。
これまでの10年の選挙も毎回ほぼすべて期待に反した結果でしたが、今回は一縷の望みを抱いていました。
今朝起きて新聞を見てがっかりしました。

4年前の郵政民営化選挙の二の舞です。
少数野党がいずれも伸び悩みました。
所詮は「自民党」という看板から「民主党」という看板に変わっただけかもしれません。
たしかに官僚や企業との関係は変わるでしょうが、既存の組織やシステムに勝つにはよほどのエネルギーが必要です。
二大政党制という「罠」の中では、システムという支配者には勝ちにくいでしょう。
紆余曲折があるでしょう。
それをまた、マスコミとその雇われ人のコメンテーターが、寄ってたかって餌食にしかねません。
いずれにしろ、この2年が正念場です。
2年もすれば、みんな時の権力に従順になります。
自治体の首長が代わった時によく起きる現象です。

それにしても、もう少し少数野党が伸びるのではないかと思っていました。
あまりにもひどい結果です。
良識を感じさせてくれていた、数少ない政治家まで落選しています。
その一方で、首相経験者およびその息子の自民党議員が当選しています。
肩書きに弱い日本人の本性が感じられますが、政権を勝手に投げ捨てた福田元首相や安倍元首相までもが当選したのには驚きました(恥もなく立候補したことも驚きでしたが)。
そうした地域では、まだまだ民主政治は機能していないとしか思えません。

投票率の低さにも驚きました。
事前調査などでは、9割近い人が投票に行くようなことをいっていた記憶がありますが、嘘をつくのは政治家だけではないようです。

しかし、こうした状況を見ていて感ずるのは、誠実に政治に取り組もうとしている人たちへの、改めての敬意です。
この時評では、政治家に対してかなり辛らつに書いていますが、私が尊敬し感謝している政治家もいます。
私にはとてもできないといつも思っています。
政治家のレベルは、国民のレベルに合っているとよく言われますが、誠実に政治に取り組んでいる人を見ると感謝よりも驚異を感じます。

今回もまた、小沢チルドレンと言われる政治とは縁のなかった人たちが、当選しました。
彼らの新鮮で誠実な目が新しい動きを起こしてくれることを期待したいと思います。
前の小泉チルドレンとは、志と価値観の面でかなり違うと思います。
それくらいにしか期待できることがないのが残念です。

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