■節子への挽歌755:嵐のような1日
節子
今日は疲れた1日でした。
このブログでも書きましたが、今日は手づくり散歩市の1日目でした。
工房にもお客様がありましたが、それ以上に、思ってもいなかった人たちがやってきました。
節子が会ったことのない、初めての人が2人いました。
それも2人とも、並みの人ではない人です。
まずは daxさん(彼から実名は書くなと前に言われているのです)。
CWSコモンズのほうには時々登場しますが、任侠の人です。
まさかdaxさんが来るとは思ってもいませんでしたが、考えてみると予想すべきでした。
daxさんはこの挽歌を読んでいますし、それにコーヒーが好きなのです。
コーヒーを飲みに来ませんか、と書いたらやってくるでしょうね。
実際、daxさんは開口一番「コーヒーをのみに来たよ」と言って入ってきました。
ちょうど佐々木さんと話していたところでしたが、佐々木さんも実はdaxさんのブログまで読んでいましたので、面識はなくとも親しみをもっていました。
それに、佐々木さんとdaxさんは根本的なところで通ずるところがありますので、話は弾みました。
ただ、daxさんは話し出したらとまらないので、2時間以上、まるで彼の独演会でした。
疲労困憊です。
daxさんに節子を守っている大日如来をお引き合わせしました。
彼は僧籍も持っていますが、とてもいいとほめてくれました。
俺は不動明王に似ていると言われるんだとdaxさんは言いましたが、彼は地蔵菩薩の雰囲気です。
もちろん外観だけではなく、心身ともに地蔵菩薩なのです。
その愛すべき地蔵菩薩に拝んでもらって、とてもうれしい気分です。
みんなが帰って、今日は疲れたなあ、と娘たちと話していたら、電話がありました。
なんと福山さんからの電話で、いまわが家の近くにいるというのです。
いやはや、一難去ってまた一難、という気分ですね。
福山さんは、自殺のない社会づくりネットワーク準備会の事務局長をお願いしているのですが、これまた尋常の人ではないのです。
daxと同じで、話しだしたらとまりません。
福山さんのエネルギーの大きさは、台風を思わせるほどです。
娘たちも圧倒されていました。
真紅のバラとつくばブランドのバラを持ってきてくれました。
わが家の大日如来にも、そして献花台にもバラを供えてくれました。
きっと節子も驚いたことでしょう。
節子以上に、「天然」の人なのです。天然のタイプがちょっと違いますが。
福山さんはスペインタイルも気にいってくれ、工房を案内したら、そこから出てこないので、私は30分以上、手持ち無沙汰させられました。
それにしても福山さんの嵐にわが家は翻弄されてしまったわけです。
というわけで、今日は節子の知らない2人の人が節子にお参りしてくださったわけです。
節子も少し戸惑ったことでしょう。
でも安心してください。
もう一人お参りしてくれた佐々木さんのような人との付き合いもあるのです。
いえ、その佐々木さんも考えてみると決して尋常な人ではないですね。
どうも私の周りには、尋常らしからぬ人が多いようです。
今日は本当に疲れました。
節子
まあこんなわけで、活動再開の余波は、わが家にまで届きだしています。
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