■節子への挽歌749:この週末、わが家の庭にコーヒーを飲みに来ませんか
節子
気持ちのいい秋晴です。
予定されていた集まりが延期になったので、今日は在宅しています。
窓から空を見ていると、3年前の千畳敷カールの青空を思い出します。
今日の空はあまりきれいではありませんが、あの日の空はきれいでした。
こういう日は、いつも節子は庭で花の手入れをしていました。
狭い庭であればこそ、そこを活かす工夫をいろいろとしていたのです。
私は整然とした庭ではなく、多少ごちゃごちゃした庭が好きでした。
ともかく多様な草花や樹木が絡み合うように育っているのが好きなのです。
節子はむしろ整然としたスタイルが好きでした。
しかし、幸いなことに、わが家の庭は狭いので、結果的にはごちゃごちゃした庭になってしまっています。
それに節子は、植えるところもないの、どこかで気にいったものがあるとすぐ買ってきたりもらってきたりしてしまうのです。
節子は私以上に無計画で先のことを考えないタイプでした。
ですからわが家の庭花は種類だけは実に豊富なのです。
むすめのジュンの手入れのおかげで、それはいまも持続しています。
それが私にはとても気にいっています。
次の土日(26日、27日)は我孫子で恒例の手づくり散歩市があります。
今年もわが家の庭にある娘のスペインタイル工房が参加します。
体験教室もあります。
節子の意志を継いで、その日は私がコーヒーを入れる役です。
コーヒーは庭で飲んでいただく予定ですが、その近くに献花台もあります。
きっと節子も一緒に楽しんでくれるでしょう。
去年、このコーヒーを飲んでくれたMさんが演奏に来てくれるという話もあります。
スペインタイルに興味のない人でも歓迎です。
近くの手賀沼散策もまあ捨てたものでもありません。
もしお時間があれば、どうぞお立ち寄りください。
どなたでも大歓迎です。
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