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2009/10/22

■日本郵政社長人事

しばらくは新政権の動きを好意的に見ようと思っていたのですが、今回の日本郵政社長人事には驚きました。
それはないだろうと愕然としたのです。
でも考えてみれば、亀井さんですからこういう人事でも仕方ないのでしょうが。

何人かの企業経営者の名前も挙がっていました。
その時にも少し違和感がありました。
ともかく昨今の経済状況を引き起こした責任の大半は財界トップの経営者ですが、政治家が知っているのはそうした企業経営者だけでしょうから、出てくる人たちも、私からすれば、すべて「戦犯者」なのです。
せめてもの救いは、その中にバンカーではなく、メーカーが多かったことです。
金融の世界にいた人たちの罪は私には許せないほど大きいのです。

官僚が全て悪いわけではありません。
それに金融の世界での経営ですから、それなりの知識がなければいけません。
ですから大蔵省出身に目が向くのも自然の成り行きです。
しかし、問題はこれまでの金融資本主義を変えるということでしょう。
その路線を志向した小泉・竹中路線の見直しのはずが、それと全く同じ世界の人を選んでしまったのです。
しかも大蔵省です。
さらにさらに、よりによって斎藤さん。
唖然とする人も少なくないでしょう。
民主党政権への期待は大きくしぼんでしまいそうです。

経営は運営ではありません。
経営の基本は「経」、つまり理念です
西川社長のような理念のないバンカーには経営はできません。
金儲けはできるでしょうが、それは経営ではありません。
理念がなくても金儲けはできます。
いや、昨今は理念のないほうが金儲けができるようになってきました。
それを主導したのが西川さんであり、斎藤さんであり、小泉・竹中チームです。
もちろんJALの再生チームも、そうした世界のプロです。
彼らには理念など全くないというべきでしょう。
ですから専門家になれたのです。

日本郵政の理念は何であるべきか。
言うまでもありませんが、私は「友愛」だと思います。
「友愛」で経営ができるかと思うかも知れませんが、「友愛」の思いがなくて経営ができるかと、私は言いたいです。

私の経営観は「経営とは愛と慈しみ」なのです。
だからコンサルタントのお客様が付かないのかもしれませんが。
どうやら生きる時代を間違ったようです。

ちょっと残念だったので、また批判的なことを書いてしまいました。
すみません。

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