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2009/10/27

■具体策シンドローム

昨日の首相所信表明に関して、「もっと具体策を」というコメントがマスコミでよく取り上げられています。
だいたいにおいて、「もっと具体策を」などとコメントする人は、コメント能力のない人です。
「もっと具体策」などというのではなく、それこそ「具体的」にコメントしなければ、自分も同じことをしていることになってしまいます。
何も考えずにあら探しをしている人がよく行う発言です。
マスコミが、それを良く取り上げるのは、マスコミ自身も何も考えていないという証拠です。

24日にあるイベントをやり、そこにNHKの報道チームが取材に来て、7時のニュースで流してくれました、会の意図など全く理解しようとしていないので、放映内容は全くの主旨違いで、主催者としては極めて不愉快でした。
まあ、これは私憤でしかありませんが。

昨日、ある人材育成をテーマにした委員会に参加しましたが、そこでも人材強化の短期的な具体策だけが議論されていました。
あまりに馬鹿げているので、少しやんわりとコメントしましたが、明確に賛成してくれたのは一人だけでした。
みんなほとんど考えていないので、私の発言はたぶん伝わらなかったのかもしれません。
みんな「具体策シンドローム」に陥っているのです。
ノーロングタームの嵐は、まだ吹き止んでいないのです。
みんなもう考えるのを止めてしまったのでしょう。
それが一番楽な生き方ですから。

いまこそしっかりと理念やビジョンを考えなければいけません。
それが明確になって共有されれば、具体策など簡単に出てきます。
それがない具体策の積み上げは、徒労と言うしかありません。
今の日本社会は、徒労を再生産する仕組みになってきてしまっているような気がします。

今日はちょっと機嫌がわるいので、いささか身勝手なことを書いてしまいました。
はい。

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コメント

ご無沙汰しております。矢辺です。

激しく同感します。

今日も
「経済成長率に偏った評価軸で経済をとらえるのをやめよう」
と相所信表明演説では述べているのに、

「成長戦略を通じて国を豊かにするというメッセージ性が乏しい」
と書く右から左の批判を書く節操のない日経新聞に腹が立ちました。

ちなみに、去年からの不景気で私が感じたことも理念、ビジョンの大切さでした。
http://nor-net.jp/archives/2009/10/post-97.html
http://nor-net.jp/archives/2009/09/2-3.html
http://nor-net.jp/archives/2009/07/post-88.html

また、社内でも「何のために?」「我々は何を実現する組織なのか?」
という理念、ビジョンの大切さを言い続けていますが、
一部の社員を除き、なかなか理解されません。
まぁ私の伝え方も悪いのですが。

少しずつですが、修さんが仰ることが
理解できるようになってきたと勝手に思っています。

またお会いするお時間をいただければと思っています。

投稿: やべっち | 2009/10/27 15:53

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