■農的に生きることへの思い
この頃、なぜか「農」の話が私の周りでとても増えています。
まあ農業ブームですから当然なのですが、どこに行っても出てくるのです。
たとえば、今日、地元のある集まりがありましたが、そこのメンバーからも「地産地消の事業」に取り組もうという提案がありました。
昨日は、子育て支援の関係のグループと話をしていたのですが、京都の丹波に大きな土地があり、そこに「新しい村」のようなものができないかという話が出てきました。
つい先ほどは、私が自殺のない社会づくりネットワークに関わっていることを知った友人が、「人間らしい、生き方を求めて、コンクリートから土と、ともに生きる。そんな生き方をすれば、自殺願望者も、減ることでしよう。ぜひ提案を聞いてくれ」とメールが来ました。
火曜日には「半農生活をはじめよう」の著者がやってきましたが、彼のところには問い合わせがたくさん来ているようです。
ぜひ「農的に生きる」をテーマにしたフォーラムをやろうと提案しました。
来週の土曜日には、埼玉の浦和で「農と食、そして居場所」をテーマにしたコムケアフォーラムを開催します。
認知症にも少し接点が生まれだしていますが、その関係の話をしていたら、土とのつながりや農的生活の話が出てきましたし、ともかくいろんなところで、農の話が出てくるのです。
みんな土が恋しくなってきたのでしょうか。
私も来年のテーマの一つに「農」を置こうと思っています。
しかし、昨今のブームには乗りたくありません。
今年の春に、支え合いサロンで農をテーマに2回ほど話し合いをしたのですが、どうも思うような方向には持っていけませんでした。
農とは何か、を一度、じっくりと考えてみたいと思っています。
どなたかそうした話し合いの相手になってくれませんか。
そして、来春にでも「農的に生きる」をテーマにしたフォーラムを一緒にやりませんか。
「百姓として生きる」でもいいのですが。
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