■終わった人たちの相手をすることの虚しさ
自宅にいる時間が少なくて、国会中継をなかなか見られなかったのですが、ようやく時間ができてテレビを見ました。
なかには中身のあるものもありますが、自民党議員の質問はよくまあこれほどひどい内容になっているのか呆れました。
そのくせ、相変わらずの目線の高さです。
自分たちが撒き散らした問題を一生懸命に解決しようとしている新政府に対して、よくもまあこんなことが言えるものだと思います。
少しはまともかと思っていた加藤紘一さんにいたっては、何をかいわんやです。
こういう人がよく政治家をやっていられるものだと思います。
人間としての人格を疑いたくなります。
政権交代に関するNHKの特集番組を見ていると、自民党がいかに政権不適格政党だったかがよくわかります。
私利私欲しかない人たちの集団になってしまっていたようです。
その番組で、とくとくと話している人たちの話を聞いていると、この人たちには自分がやってきたことの意味など全く理解していないことが伝わってきます。
小沢一郎さんは、好きな政治家ではありませんが、彼が20年かかってやってきたことの意味、そして今のようなやり方をしている理由が最近ようやく理解できるようになりました。
国会審議はもう少し意味のあるものになるかと思っていましたが、相変わらず見ていてさびしくなりました。
途中で見るのをやめてしまいました。
| 固定リンク
「政治時評」カテゴリの記事
- ■湯島サロン「市会議員選挙に立候補して考えたこと」報告(2023.02.01)
- ■国家の安全保障のために政府には「機密」があってもいい、という「常識」(2023.01.26)
- ■「嘘つきは政治家のはじまり」にしてはいけません (2023.01.26)
- ■国会議員ローテーション制度に賛成します(2023.01.17)
- ■戦争をやめさせたいのであれば、戦争をつづける人に加担すべきではない(2022.12.22)
コメント
いやまったく、加藤紘一も年とった。時事放談の録画かと思った。酔っ払いの寝言みたいだ。
投稿: ntp | 2009/11/02 16:58