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2009/11/11

■八ッ場ダム建設問題と住民の生活保障問題

朝日新聞の夕刊に乗っていた小さな記事です。

八ッ場ダムを巡って、民主党群馬県連所属の7人の衆参議員団は、11日、中止後の新たな生活再建策について提言をまとめ、前原誠司国土交通相に手渡した。国、県、地元の長野原町などと住民で新しい生活再建案と補償案を策定する協議機関を設け、地元住民の意向を踏まえて、国が再検案を示していくことを求めている。
ダム建設はマクロ的な問題です。
それに対して生活保障は住民一人ひとりのミクロ的な問題です。
次元も違えば、問題の性質が全く違います。

日本のこれまでの政治は、マクロ優先でした。
それが中央集権・地方分権の政治パラダイムです。
つまりマクロ(お上)に個々の住民(民)が合わせられていたのです。

それに対して、生活起点での政治はミクロから発想します。
それが地域主権・住民主役の政治パラダイムです。
住民(主権者)の生活を支えていく政府という発想です。

ダム問題がやっと生活視点で語られるようになったことを、この小さな記事は教えてくれます。
ダムが問題ではなく、仕事や生活が問題なのです。
問題の設定を変えるだけで、新しい解決策は見えてきます。
これはダム問題に限りません。
沖縄の基地問題も、問題の設定の次元から考え直したら違った展望が見えてくるかもしれません。

それは全ての問題にいえることです。
自民党政権とは違った発想で問題を立てている新政権の姿勢を私たちはもっと肯定的に評価すべきではないかと思います。

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