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2009/11/23

■政府の連続性と責任

韓国では大統領が後退すると、評価は一転し、時に死刑宣告まで受けることがありました。
そのことが全く理解できずにいました。
しかし最近、ようやくそれが理解できるようになりました。

事業仕分けは賛否両論ありますが、これまでの自民党政府が何をしてきたかが少し見えてきたように思います。
言い方がきついかもしれませんが、犯罪ではないかと思います。
今日もテレビで北海道の東郷ダムの報道をしていましたが、本体完成後15年経過しても欠陥ダムのため稼動できずに、逆に地域住民にとっての危険な状況が放置されていると言います。
放置といっても、それに伴うかなりの費用が浪費されて続けているということです。
こんなダムが全国に少なからずあるという話を聞くと、政府の本質がわかります。
盗賊国家」といわれてきた意味がここにきてやっと実感できたといってもいいでしょう。

しかも政権交代がほぼ見えてきた時点で、内閣機密費が2億円も引き出され、勝手に政府によって使われたというのですから、これはもう完全な詐欺罪あるいは窃盗罪でしょう。
もうやりきれない感じです。
政治家には損害賠償請求はできないものでしょうか。
いま話題になっている鳩山首相の資金問題などは、それに比べたらまあ瑣末な事件にさえ思えてしまいます。

それにしても、これだけ税金の無駄遣いをしていた過去の政府閣僚の責任が問われないのはなんともわりきれません。
判断ミスで無駄をしてしまったのであれば、仕方がありません。
しかしそうではないのです。
そんなことをし続けてきた自民党に席を置くことになぜ若手議員は恥を感じないのか。
まずは自らを正さなければいけません。

残念なことに、そうした自民党と同じ道を民主党も歩きかねません。
機密費に関していえば、平野官房長官の言動はあまりにも噴飯ものです。
これでは河本自民党前官房長官と同じだと思われても仕方がありません。
事実、同じなのでしょう。

そうした絶望的な政治状況の中で、しかし、新しい風を感ずることも少なくありません。
政治の世界は間違いなく世代交代が始まりました。
詐欺師のような政治家は、次第にいなくなるでしょう。
この20年、私たちは大きな授業料を払ってきたのです。
その税金でぬくぬく太った豚たちが世間を闊歩しているのが腹立たしいです。

大学の卒業式で、大河内総長から「ふとった豚になるよりは、痩せたソクラテスになれ」という告辞を聴きました。
そのメッセージを、私はきちんと守ってきたつもりです。
まあ少し太り気味のソクラテスではあるのですが、毒杯を仰ぐ決意だけはいつも持っています。

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