■節子への挽歌826:追いかけてきた節子
新潟にいます。
昨夜の集まりは実に刺激的な集まりでした。
それはまたホームページか時評編に書こうと思いますが、夜、ホテルに戻ってモバイルでメールチェックをしたら、思いもかけず節子の昔の手紙のコピーが届いていました。
発信者はNさんです。
こういうメールです。
ところで、私は何時お迎えが来ても良い様にと思いまして「本棚」を整理していましたらたしかに節子の文字でした。
別紙の手紙が出てまいりました。(添付ファイル)
多分奥様からの手紙ではないかと?
何せ、手紙をスキャンさせた文章ですので、判りにくいかと思いますが。
「筆跡」を良く見ていただいて、もし、その様でしたらお返ししたいと思っております。
節子が闘病中に書いた手紙でした。
文章も節子らしいものです。
その手紙を読んで、いろいろと当時のことが思い出されました。
Nさんの善意には感謝しながらも、心は揺らぎます。
昨日節子は自宅に残っていると書きましたが、どうやらやはり残っているのがいやで、こうやって後を追いかけてくるのかもしれません。
もしかしたら、節子は昨日の挽歌を読んだのかもしれません。
そんな気もします。
そういえば、昨夜、シンポジウムの後の懇親会で久しぶりにあった友人から、毎日ブログを読んでいますといわれました。
私のブログやホームページを読んでいる人は、私以上に私のことを知っていますから、いささか付き合いづらいのですが、節子ももしかしたらこの挽歌をよんでいるのかもしれません。
今日は白鳥を見に行きます。
金田さんがもうじき迎えに来ます。
いま7時過ぎです。
節子も一緒でしょうか。
風邪を引かなければいいのですが。
新潟は風が強く寒いです。
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