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2009/12/19

■現状を批判しても、未来を語る人は少ない

鳩山首相の評判はかなり悪いようです。
指導力がない、説明能力がない、母からもらった小遣いの管理もできていないのに国家財政を管理できるのか、お人好しで人の意見を聞きすぎる、小沢さんに頭が上がらない、マニフェストに縛られすぎだ、まもなく小沢さんに切られるだろう、・・・・

まあそのほとんどは否定できないのもまた事実です。
しかし、そうした世論を作ってきたのはマスコミです。

マニフェストとちょっとでも違うことを言うとマスコミが批判し、それに乗じて世論も騒ぎ、
マニフェストを守ろうとするとまたマスコミに叩かれ、それに乗じた世論が騒ぐ。
マスコミも国民の多くも偏差値教育のせいか、理解力が極端に乏しくなっていますから、融通とか言葉の多義性とかは全く通用しませんし、価値の大小を判断する視点もありません。
前にも書きましたが、そうしたなかで一部の政治家はよくやっています。
おそらく自民党議員が政治よりも金儲けになったのは、そうした状況に嫌気がさしたからではないかという気もします。
民主党議員はまだ少しは政治をやろうとしているように思います。
無責任なマスコミや国民のためにがんばっている政治家には頭が下がります。

昨日、20代の若者がやってきました。
オマーンに行った時、現地の若者たちが目を輝かせて、未来を語っていたのに感動した話をしてくれました。
日本の若者とはまったく違うというのです。
その違いは、たぶん若者の違いではなく、私たち大人の違いなのでしょう。
いま私たちは思いを持って未来を語っているでしょうか。
現状を批判しても、未来を語る人は少ないです。

未来は見通すものではありません。
自分で創るものです。
しかし、未来を語る人が少なくなりました。
みなさんはどうでしょうか。
自分が目指す未来をイメージしているでしょうか。
私はそれなりにイメージし、この50年、それを基軸に生きてきました。
小さなところでは変化はしましたが、大きなビジョンは高校生以来変わっていません。

現状を批判するためにも、未来を語るビジョンがなければいけません。
未来ビジョンのない現状批判などあるはずがないからです。
私が鳩山さんを信頼するのは、鳩山さんには未来のビジョンを感ずるからです。
みんなから嫌われている小沢さんにも、未来のビジョンを感じます。
私が信頼できる人は、共感できるかどうかは別にして、未来を語っている人です。
現在を語るのであれば、私にも語れますから。

鳩山いじめをする社会が、とてもさびしいです。

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