■オバマ大統領に象徴される現代の平和の恐ろしさ
オバマ大統領への「ノーベル平和賞」に関して、異論が高まっています。ようやくとは思いますが、当然のことが報道されだしたことに少し安堵しています。
どう考えてもオバマは平和賞には値しないでしょう。
ところでアフガニスタン戦争ですが、これは一体どことどこの戦争なのでしょうか。
不覚ながら、あまり考えたことはありませんでした。
タリバンとアメリカ金融資本の戦争でしょうか。
そんなことはないでしょう。
戦争ができるのは国家しかいません。
後はみんな犯罪やテロといわれます。
ではアフガニスタンとアメリカの戦争なのか。
そうだとして、ではなぜアメリカはアフガニスタンに戦争を仕掛けたのか。
そして守るべき国益は何なのでしょうか。
ベトナムに続いてイラクでもアメリカは泥沼に入り込みつつありますが、アフガニスタンでも同じでしょう。
アメリカという国家は、どこかで「戦争」を続けていなければ持続できない国家なのでしょうか。
オバマ大統領に象徴される現代の平和の恐ろしさを垣間見る気がします。
そのアメリカに守ってもらっている日本とはいったい何なのか。
考えていくとますます訳がわからなくなってきます。
こう考えていくと、普天間基地問題の見え方も変わってきます。
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