■節子への挽歌871:花かご会の活動が始まりました
節子
今日は花かご会の今年初めての活動日でした。
我孫子駅前の花壇で活動をしていました。
昨年末にわが家に花と手づくりカレンダーを持ってきてくださった時に、私は不在でしたので、そのお礼をかねて、年初の挨拶に行きました。
8人の人が今日は作業をしていました。
蛍光色のジャンパーを着て作業していましたが、この服を着て作業していた節子をついついそこに探してしまいます。
この習性は、おそらくいつになっても直らないでしょう。
このジャンパーを着て、自分でつくった花かご会の旗を持った写真が今も節子のベッドの横にはってあります。
メンバーが書いてくれた、それぞれのメッセージも、そのまま残っています。
最後にみんながお見舞いに来てくれた時、節子は今の自分を見せたくないと言って、会いませんでした。
その気持ちが、私にはとてもよくわかります。
会ったとしても、話は出来なかったでしょう。
その時は、私も節子も、この最悪の状況は必ず乗り切れると確信していたのです。
残念ながら、節子は結局、みんなに会えないまま、逝ってしまったのです。
しかし、私は今も会わなくて良かったと思います。
みんなには、元気で明るくて、笑っている節子を覚えていてほしいからです。
節子も、そう思っているはずです。
我孫子駅の南口駅前の花壇を見るたびに、節子を思い出します。
そこを守っていてくださる花かご会の皆さんには感謝しています。
節子
節子がいた頃と、みんな何も変わらずに楽しそうに手入れをしていましたよ。
良い仲間ですね。
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