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2010/01/26

■「ひとつの民意」

平野官房長官の名護市長選の結果に関する発言には驚きました。

「ひとつの大きな民意ではあるが、国の安全保障の一環である基地問題を含めて、民意として受け取るのかいうと、そうではない」

コメントは差し控えます。
ただ、ここで明らかなように、「民意」は一つではないということです。
私たちは往々にしてそれを忘れます。
多くの人は、自分の意見こそが民意だと思いがちです。
しかし問題との距離は、人によって全く違います。
直接的な利害関係が時間できない人にとって、沖縄に米軍基地があることには実際に上の痛みはないでしょう。
しかし、そこにすんでいる人たちにとっては、生きる上での死活問題につながっているでしょう。
そうした全く立場の違う人がいる場合、政治にとって大切な民意とはどの民意でしょうか。

平野発言は、そうしたことを平野さんがどう捉えているかを如実に示しています。
これは、民主党が「生活目線」の「生活」をどう捉えているかを象徴しています。
とても残念な発言です。
素直さがない政治家はもう退場してほしいです。
鳩山さんには、その素直さがあります。
だから頼りなくみえますが、悩み迷いながら進んでいくことに信頼を持ちたいと、私は思っています。
隙だらけの発言も、私には好感がもてます。
政治家は軽い発言をしてはいけないなどと誰が決めたのでしょうか。
人間は迷い悩むものです。
鳩山さんの人間くささ、小沢さんの人間くささが、ますます好きになっています。

米国に、「日本はもう米軍基地は不要です」と言ったらどうなるのでしょうか。
そう鳩山さんに言ってほしいと思いますが、困るのは誰でしょうか。
米軍基地があるために、収入を得られている人たちでしょうか。
しかしそうした経済的な問題を解決するのはそう難しい話ではないでしょう。

八ッ場ダム問題も、そう難しい話しではないはずなのですが。
誰がややこしくしているのでしょうか。

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