■本当の安全はお金ではなく、友達とコミュニティだ
不思議な友人がいます。
鈴木さんという、私よりはたぶんふた回り以上若い友人です。
その鈴木さんから、手紙と「アエラ」の記事のコピーが送られてきました。
勝手に手紙を引用します。
今週の「アエラ」におもしろい記事があったのでお送りします。このイギリス青年の行動には共感はしませんが、彼が気づいたことはよかったです。
1年間まったくお金を使わないで生活してみたイギリス人青年の話です。
最後の方に、「本当の安全はお金ではなく、友達とコミュニティだ」とありました。
いまの日本はそこが危うくなっているのかもしれません。
それでますますお金に依存しようとしているのでしょう。
「本当の安全はお金ではなく、友達とコミュニティだ」
サルでもわかることなのですが(サルの世界にはお金はないので当然ですが)、そんなことさえも今ではほとんどの人が忘れているのです。
そのことを忘れさせることで、経済が発展してきたともいえるのですが。
こういう話は、最近、私のオフィスでやっている、支えあいサロンや農的生き方を考えるサロン、時にはオープンサロンでよく話題になります。
友達や仲間がいれば、そして土とのつながりがあれば、お金など本当に僅かあればいいのです。
そもそもお金とはそういうものだったはずなのですが。
ちなみに、手紙を送ってくれた鈴木さんは、そうしたお金に依存しない生き方を私に意識させてくれた私の師なのです。
もっとも最近は、私の方が多分お金離れできていると思うのですが。
そうですよね、鈴木さん。
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