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2010/02/05

■政治と金

返す返すも残念なのは、政権交替で動き出した日本の建て直しが、見事に検察とマスコミの連携で躓かせられたことです。
本来であれば、建設的な議論がなされる可能性があったにもかかわらず、マスコミは自民党と癒着してきた財界や官僚(検察官僚も含まれます)と結託して、そうした創造的な動きを壊してきました。
シロを黒にすることにおいては、これまでも何回も実績のあるマスコミは、見事にそうした役割を果たしてきました。

政治と金の問題が叫ばれますが、そもそも政治とは金と深く結びついています。
そうした政治状況を発展させてきたのは官僚主導の自民党政権でした。
行政の中心はいうまでもなく税金を使うことです。
その基本原理は、企業と同じく金銭です。
それを忘れてはいけません。

むかしは政治とお金の問題はなかったのでしょうか。
明治政府を思い出せばいいでしょう。
政治はもともとお金とつながっているのです。
そんなことは誰でもわかっているはずです。

それに、例えば報道ステーションの古館さんや朝日新聞の星さんは(それ以外のキャスターは論外ですが)、4億円がとても巨額な金額で、それを自宅に長年保管していることなど考えられないと盛んに言います。
私にとっては、4億円などは些少な金額にしか思えません。
野球選手の年俸を知っているのでしょうか。
官僚が無駄遣いしている金額を知らないのでしょうか。

たしかに庶民の生活レベルから考えれば、4億円は縁遠い金額ではあります。
私の年収は200万円程度ですので、1億円の十分の一のお金ですら見たことはありません。
しかし政治の世界では4億円など小さな金額です。
問題を特別視させる報道ステーションには違和感があります。
古館さんの個人資産はいくらくらいでしょうか。
気になります。

たとえば、テレビで意味もなくはしゃいでいるタレントにとっても4億円は身近な金額かもしれません。
今やそういう状況にしてしまったのです。
政治家は個人で何兆円のお金でも無駄遣いできることは、つい最近、定額給付金で体験したはずです。
政治の世界の金額と庶民の生活の金額とを混同してはいけません。

政治と金を切り離したいのであれば、今とは違った経済システムと政治システムを構築すべきです。
政治とは「金の分配」であり、経済とは「金儲け」というような状況の中で、政治と金の問題をいくらさわいでも何も解決しないように思えてなりません。

解決策はお金の流れの透明化であり、それができれば制度や規制など不要なように思います。
企業の政治献金がなぜ悪いのか、私にはなかなか理解できません。

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