■民主党政権転覆計画の陰謀
いささか「物騒な」メールが流れてきました。
最近出版された副島隆彦さんの「世界権力者人物図鑑」という本の紹介です。
その記事はJanJanに詳しく投稿されていますので、お読みください。
私はこの本のことを知りませんでしたが、その本の「はじめに」で、著者はこう書いているそうです。
「今日本の政治は緊急事態に突入している。
2009年末から鳩山民主党政権を転覆させるクーデター計画が実行に移されている。
これは日本検察庁(オール官僚機構)と大手テレビ・新聞を使っての政府転覆の企てである」
いささか物騒な表現ですが、私の実感にはぴったり当てはまります。
しかもこの企ては、残念ながら成功しそうな状況ですが、どうしてこんなにも明らかな構図が多くの日本人たちにはみえないのか不思議です。
若い頃読んだ筒井康隆の「48億の妄想」を思い出します。
ホームページで以前紹介したことがある「犬と鬼」、あるいは「泥棒国家の完成」などで、すでに多くの外国人から日本のおかしさは指摘されていますが、日本人はあまり関心がありません。
郵政民営化などは、私には「おれおれ詐欺」の変形だとしか思えませんが、なぜか日本人は熱狂して私たちの財産を私的な資本に引き渡してしまいました。
それを主導した「犯罪者」は今も人気者です。
やりきれない気分ですが、それもまた現実です。
そうした状況を考えれば、たぶんこの「転覆計画」(もしそんなものがあればですが)は成功するでしょう。
主体的に反対しようがないほど、みんな気がつきもしないでしょうから。
教育予算を削減することによって(教育予算は先進国では最低水準のようです)、国民を痴呆化する政策を続けてきた自民党政権の目論見は見事に成功しました。
私の周りには、まともな感覚を持っている人は極めて少ないです。
いや、もしかしたら私が落ちこぼれで、私だけが痴呆化しているのかもしれません。
まあその可能性のほうが高いですね。
すみません。
久しぶりにまた、暴論を書いてしまいました。
それにしても、マスコミ報道はもう少しどうにかならないものでしょうか。
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