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2010/03/16

■政界再編成の基軸と主役

自民党の鳩山邦夫議員が離党し、新党結成への動きをはじめました。
いよいよ政界再編成が動き出しそうな気配です。
が、しかし、果たしてこれをもって政界再編成だと捉えていいのかどうか疑問を感じます。
たとえ新しい政党ができても、その主役が今の顔ぶれであれば、そして今までと同じ手法であれば、何の変化も起きません。
いずれも「個人の所属体制の再編成」でしかありません。

政界の枠組みの変化や基本構造の変化が伴わなければ、政界のパラダイムは変わりません。
枠組みということで言えば、現在の政界の枠組みをどう捉えるかが重要です。
わかりやすい例で言えば、事業仕分けの時に小沢幹事長は新人議員の参加に反対しました。
これは旧来の政界の本質を象徴しています。
国政(目的)よりも選挙(手段)を優先させ、政界常識を社会の常識に優先させたわけです。

では今の民主党はこれまでと同じかといえば、そうではありません。
そうした旧来の政治屋を活用しながら、国政を革新しようという理念がそこにはあります。
そうした志を、私は鳩山由紀夫さんに感じます。

政界再編の主役は、新人議員であり、非官僚出身であり、政治のことをあまり知らないが故に献金問題を起こしている小林さんのような無垢の議員ではないかと私は思っています。

これまでの政界で活躍していた古手の政治屋が旗を振っているかぎり、政界再編などは起こるはずもありません。
政界の利権に寄生している政治屋家族が考える国政は、国民が考えているような国政ではないでしょう。
この国のいまのひどさは、そうした政治屋家族が作り出してきたことを忘れてはいけません。
民主党政権になったからといって、すぐに変わるはずもないのですが、寄生生活を長年続けてきた日本人はそれさえ理解せずに、昨年の政権交替の事実を大事にしていないのが残念です。
やはり自業自得なのでしょうか。

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