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2010/03/09

■政府の嘘と信頼感

日米間の「密約」を検証してきた有識者委員会の報告書が提出されたそうです。
テレビやネットでその報道を見ましたが、実態がよくわかりません。
ただ、歴代の首相が知りながら「嘘」をついていたこと。
外務官僚は、国民には話してもわかってもらえないだろうと思っていたこと。
外務官僚は証拠隠滅を図っていたこと。
この3点は、私にもわかりました。

当時の世界状況から「密約」があっても、私には不思議ではありませんし、政府にはそんなことはいくらでもあるとさえ思っています。
ただ上記の3点に関してはとても不信感を持ちます。
首相や政府が国家を私物化していることがよくわかります。

私は、自分の生活信条として、
「嘘をつかない」「人や自然を信頼する」
の2つは大切にしています。
それと正反対のことを日本の政府や首相はやっていたということにはがっかりします。
嘘を言うことと真実を言わないことは違います。
その時は無理でも、状況を見ながら、時間をかけてきちっと説明することを考えることもできたはずです。
ましてや「真実を語るもの」を廃棄するのは言語道断です。
年金や薬害や公害などの関係でもそうですが、不都合だからといって資料を廃棄してしまうような行為はおかしいです。
廃棄する人の「勇気」には驚きますが、それこそ取り替えしのつかないこともあるはずです。

密約の存在は日米関係の問題ですが、密約をどう扱うかは国内問題です。
これまでの日本政府の本質を示しています。
岡田さんがこの問題に最初に取り組んだことに、私は日本政府の自立を期待しました。
隷属的存在だった自民党政府とは全く違う、新しい政府の誕生を予感しました。

しかし、残念ながら、相変わらず国民は「個人政治家とお金」の問題に目を向けて、本質を見ようとしません。
私にとっては、小沢さんや鳩山さんのお金の問題など、瑣末な話なのですが、みんなにとってはどうもそうではないようです。
たかが数十億円程度のお金で騒いでいる馬鹿らしさになんで気づかないのでしょうか。
私の期待はぬか喜びだったようで残念です。

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Democracy Now! 2006年11月24日金曜日の放送分記事の翻訳 ハワード・ジン「歴史の効用と対テロ戦争」を語る ハワード・ジンは我が国において最も著名な歴史学者の一人だ。彼の古典的作品「民衆のアメリカ史」は、我々のアメリカ史に対する考え方を変えた。25年前に最初に刊行された本は百万部以上売れ、毎年販売部数... [続きを読む]

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