■節子への挽歌913:お母さんは元気ですか
節子
節子のことを覚えている人は多いですね。
それが嬉しくもあり哀しくもあります。
ユカが小学校の同窓会で久しぶりにMくんに会ったそうです。
Mくんは同じクラスの中では一番近くにすんでいた関係で、ユカが休んだ時に先生からの預かり物をわが家まで持ってきてくれる係だったのだそうです。
久しぶりに会ったMくんから、こう言われたそうです。
「プリントなどをもっていくと、いつも、ユカのお母さんが果物などをくれたのを覚えているよ、お母さんは元気か」
先日、昔住んでいたところの近くの人が、ある用事で手紙を送ってきてくれました。
そこにも節子のことがメモで言及されていました。
「ところで、お母さんは元気ですか」
節子
いろんな人が節子のことを覚えてくれています。
みんなの心の中では、いまもきっと節子は元気なのでしょう。
それが嬉しくて哀しいわけです。
ところで、節子
今は彼岸で元気にしていますか。
私は此岸で、元気にしています。
元気をなくして、早くそちらに行きたいのですが、人生はそう簡単ではないようです。
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