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2010/04/20

■節子への挽歌961:「逢びき」

この数日、いささかがんばりすぎたので、今日の午後は自宅でゆったりしていました。
本を読みながらCDを聴いていたのですが、たまたまそのなかに「逢びき」が入っていました。
ユカが、わが家の自動車のCDでよく聴いていた曲で、節子も私も好きな曲でした。
無性に日本語で、それが聴きたくなって、ユーチューブで探してみました。
金子由香利さんの「逢びき」が見つかりました。
よせばよかったのですが、聴いてしまいました。

やめられなくなって1時間以上繰り返して聴いてしまいました。

行き交う人の波にかこまれても
なぜかさびしくてやりきれない
まさに私の心情です。
どんな希望があるだろう ふたりには
わたしたちの未来にはなにもない

未来という世界がなくなったのは事実です。
私の中ではもう時間はとまっているのです。

いとしいひとよ、わたしには
あなたのいない世界は考えられない
その世界に生きていることに現実感が出てこないのは仕方がありません。
現実感のない生を、今私は生きているような気がします。
それはこの挽歌にコメントをくださった方にも共通しているかもしれません。
金子さんはこう歌います。
あなたのいない世界に帰れるなんて
私が死んでしまうことを意味するもの
それがとても共感できるので、いまの生はいったいなんなのかと悩ましいわけです。

まあ文字にしてしまうと退屈ですが、よかったらユーチューブで聴いてみてください

この曲は、人目をしのびながら逢びきを重ねる恋人たちの歌ですが、実に見事に私の心情に重なるのです。

愛する人がいるのに会えない、という点において同じのです。
違いは、次の一節です。

人目をしのびながら会うことには
もうこれ以上たえてはいけそうもない
私からすれば、なんとぜいたくなことでしょうか。
久しぶりに涙がとまりませんでした。
このCDを手に入れるべきかどうか迷います。

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