■高速道路料金騒動
高速道路料金で政府がぶれているという報道が盛んに流されています。
私には極めて不条理な「言いがかり」としか思えません。
流れはこうです。
行政府としての政府が方針を決めた。
立法府を構成する国民の代表である民主党がそれに異を唱えた。
それを受けて首相が見直しを表明した。
首相と話し合った担当大臣は、内閣としての方針は見直さないが、国会での議論を踏まえて見直すことはあるという「当然」のことを表明した。
私には、どこにも「ぶれ」も「矛盾」も見つかりません。
問題を起こしたいマスコミが、難癖をつけたがっている自民党とのこれまの馴れ合いの流れで騒いでいるだけでしょう。
ただこれだけの話です。
民主党と政府を混同してはいけません。
長いこと政治を私物化してきた自民党政府はもう終わったのです。
せめてマスコミの関係者やテレビに出るくらいの人は、中学生の社会科の教科書くらいの知識はもってほしいものです。
まあそんなことをやっていたら、テレビには出られないでしょうが。
もちろん鳩山さんの言葉づかいにはいささかの未熟さがありますが、だからこそ私は鳩山さんを信頼しているわけです。
言葉の上手い人には内容がないものです。
私自身、中身のないのに発言しなければいけない時には言葉で飾りますから。
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