■節子への挽歌968:「死ぬことで、その人は永遠に生き続ける」
久しぶりに金沢の大浦さんからメールが来ました、
いつもこの挽歌を読んでくださっているそうですが、そういう人がいるのを時々忘れてしまいます。
私はともかく「書く」ことしか考えられないので(時評編は少し読み手を意識しますが)、読み手が頭から抜け出てしまう傾向があるのです。
書くことで鎮魂できるタイプなのです。
ですから、私と同じような立場の人の挽歌を読むのが、正直、あまりできないのです。
自分で書く分にはいいのですが、ほかの人の記事は逆に生々しすぎて、心が揺らぎすぎてしまうのです。
ですから、この挽歌を読んでくださる同じ立場の人にはとても感謝しています。
勝手な言い方ですが、読んでもらえることで、私は現世につなぎとめられているのかもしれませんから。
大浦さんは娘さんを先に見送ったのですが、そのことは以前書かせてもらいました。
いまもなお大浦さんは娘さんと一緒です。
佐藤さん写真が添えられていました。
毎日ブログでお目にかかっている大浦郁代&母です。
佐藤さんが「挽歌」を続けられているので、止めるわけにいかず、私も続けています。
ということは佐藤さんが・・・いや、節子さんが書かせているのですから、
節子さんが「mikutyanの日記」を支えて下さっているのですね。
お礼をいわなくちゃあと常々思っていましたところ・・・・・なんと
佐藤さんのブロブのカウントナンバー399999(午後9時24分25秒?)をキャッチしました。
「mikuちゃんから thank you」 をプレゼントさせてくださいね。

大浦さんは私とは違って、読むことと書くことのできる人です。
大浦さんは読みながら書くことで、生のエネルギーを育てているのです。
そして最後にこう書かれていました。
最近であった言葉。今の私にもとても素直に受け容れられる言葉です。
「死ぬことで、その人は永遠に生き続ける」
「mikutyanの日記」は、とても明るく、大浦郁代&母が生き生きと伝わってきます。
私の挽歌とは大違いですが、この挽歌もきっとそうなっていくでしょう。
そうなりたいとは、思ってはいるのですが。
追記(2010年4月27日午後3時45分)
大浦さんがブログにこの挽歌のことを書いてくれました。
http://d.hatena.ne.jp/mikutyan/20100427
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コメント
郁代はジョークの名人でした。
何度やられた~と思ったことでしょう。
おかげで、私も結構感化されまして・・・。
世は「1Q84」で盛りあがっております。
「399999」は、
郁代のしわざに違いありません。
mikutyan
投稿: 大浦静子 | 2010/04/27 18:47
大浦さん
ありがとうございます。
次に出会うナンバーが楽しみですね。
私もそうした「数字」にとても意味を感ずる一人です。
投稿: 佐藤修 | 2010/05/03 06:27