■節子への挽歌945:コムケアフォーラム
節子
私が10年前から取り組んでいる、コムケアのフォーラムでした。
今年のテーマは「支え合いを形にする」でした。
とてもいいフォーラムになりました。
これも私を支えてくださる仲間のおかげです。
節子がいる時には、コムケア活動のイベントにはいつも節子も手伝い参加してくれていました。
特に100人を超えるような大きなイベントの時には、家族総出で応援してくれました。
だからこそ、飽きっぽい私がこの活動を継続できたのです。
コムケアをはじめた当初は、選考会やフォーラムが近づくと眠れない夜が続いたこともあります。
そんな時、節子はいつも、大丈夫、うまく行くわよ、と言ってくれました。
その一言が、私に元気を与えてくれました。
そのうちに、私自身がいつでも大丈夫だと思えるようになったような気がします。
最近の私の超楽観主義は、もしかしたら節子が私に植え込んだのかもしれません。
節子がいない今では、おそらく当時のような無謀な企画には踏み出せなかったでしょう。
コムケア活動に関しては、背中を押してくれたのは節子です。
しかし、そのコムケア活動で一時は超多忙になり、もしかしたらそれが節子への気遣いをおろそかにしていたのではないかと悔やむこともあります。
そのコムケアの仲間が、節子がいなくなってからの私に元気を与えてくれているのです。
コムケアと節子の思い出は、これもまた山のようにあるのです。
帰宅後、節子に今日の報告をしました。
ほら、うまくいったでしょう、と節子が笑っているような気がしました。
節子
ありがとう。
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