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2010/04/10

■新党の何が新しいのか

平沼新党とか首長新党とか、なにやらまた新党ブームです。
その名前も極めてお粗末です。
「みんなの党」ができたときは、小学校の政治ごっこでもあるまし、あなたには思想がないのかと、渡辺さんを見限りました。
この程度に人が政治を担っているとは、まさに政治ごっこです。
しかし、そのみんなの党の人気があるという世論調査を知って、驚きました。
ところがこんどは、「たちあがれ日本」です。
おいおい、あまりに安直ではないかと、これはもう笑い話です。
以前、「老人党」という映画がありましたが、「老人党」のほうがよほど誠実です。
せめて「たちあがれ政治家党」あるいは「たちあがれ自分党」にしてほしかったです。

郵政民営化に最後まで反対して自らを律した平沼さんには、私は敬意を感じていました。
それがよりによって、与謝野さんと組むとは、がっかりです。
ただ人数を確保して、政党を作ることが目的になっている結果でしょう。

政党の作り方によって、その人の思想や姿勢がわかります。
首長新党も、いかにもです。
理念や思想で集まるのではなく、金と話題で集める新党には期待できません。

前にも書きましたが、そもそも「政党の時代」は終わったのです。
政治家の役割を終わった人たちの新党遊びには、私は全く感心がありません。
それにしても若手はなにをしているのでしょうか。
全く見えてきません。
いま立たずして、いつ立つのでしょうか。

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