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2010/04/02

■節子への挽歌943:写真の節子のシワが増えました

今日もちょっと危うい話です。

最近、気づいたのですが、仏壇に置いている写真の節子が、以前よりもシワが増えてきています、
写真ですから変わるはずはないと思っていましたが、確かにそう見えます。
昔は、今よりもシワが少なく、もう少し美人だったような気がします。
写真のなかでも、人は歳をとるものなのです。

そんなバカな、と思うかもしれません。
スピルバーグの映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』には、そんな場面がよく出てきましたが、現実にはそんなことがあるはずがないといわれそうですね。
でも、それが現代人の退屈なところです。
どうしてそんなことがないと断言できるのか。

デジカメの写真なので、パソコンで原画を見ることができますから、それを見たら最初からシワがあったかどうかわかるだろうというかもしれません。
しかし、その原画やデジカメの電子データのなかでも節子は歳をとっているかもしれません。
確かめようはないのです。

みなさんは、鏡に映っている自分の姿を見て、それが自分とちょっと違うことに気づいたことはありませんか。
私はよくありますが、それだって同じかどうか証明などできないでしょう。
鏡の中の自分が、勝手に動き出すことがあっても、私は決して驚きません。

思い込みを捨てると、世界は途端に自由に動き出します。
そこで生きるのはけっこう疲れますので、みんな思い込みを大事にしますが、時には捨てることもいいものです。
こういう話は、最初に節子と奈良を歩いた時から、よく話していました。
奈良や京都は、私にとっては時空を超えた磁場だったのです。
最初は戸惑っていた節子も、そのうちに慣れてきました。
まあ聞き流す術を身に付けただけかもしれませんが、でも節子は否定はしませんでした。
今頃は、私の話していたことが正しかったことを知って、さすが修さんと思っているかもしれません。
残念ながら、その反対であることもありえますが。

さて、写真の中の節子に戻りましょう。
シワのない写真に変えようかと思います。
その写真もまたシワが増えていくかもしれません。
もしそうならば、シワが増えるのにまかせましょう。
それがきっと、節子の望むことでしょうから。

ちなみに、昨夜は節子からの音のメッセージはありませんでした。

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